えっちらおっちら榊原温泉口の駅についてまわりをぐるり。
なーんにもないところです。
というか、ここに着くまでの車窓の眺めはかなり退屈。
よく見る田んぼや畑や家並みのオンパレード。
やっと山に入ってきたかなぁと思ったら着きました。
で、送迎のバスがいない。
2台ほど来ていたんだけど、別の旅館。
?????
もしかして、着たはいいけど到着するのが遅かったから帰ってしまった?
再び電話をしたら、一度も駅には来ていない様子。
じゃ、なんであんなにしつこく到着時間を聞いたんだ?
それはさておき、10分ほどして送迎バス到着。
バスに乗って旅館まで出発です。
それにしても田舎の山道細い道。
わたしじゃちょっと走るのをためらう道が目の前に広がります。
でも、少し行くと2車線になったりと広くなる。
どうせなら駅前を広くしておけば楽なのにね。
旅館は「榊原温泉で唯一山の上にある」といううたい文句その通り、山の上でした。
とにかく階段の多い旅館で、お年寄りにはつらそう。
館内に入るのにまず階段。
館内に入ってロビーに行くのにまた階段。
階段が多いです。
フロントがふさがっていたのでしばらくロビーのソファーに着席。
チェックインを済ませて部屋に通されたのが、4階にある布引山荘というところ。
ここは本館、布引山荘、青山山荘の3つから成っているみたいです。
駅でこの白雲荘のパンフレットがあったんですね。
じっくり部屋で見比べてみると、かなり違う。
部屋に露天風呂がありますよと言われて見てみたけど、使った形跡なし。
うーん。
とても恐ろしくて湯を張って入る気がしません。
まずお風呂掃除を始めたい。
まぁ、どうせそこには入らないし、大浴場へ行ってきました。
女性のお風呂は2つあるんですね。
入ってすぐにあるお風呂はぬるめ、奥にある岩ぶろはちょうどいい湯加減のお風呂です。
アルカリ単純泉で、なんと「平安時代には「ななくりの湯」と呼ばれ「神湯」と崇められた名泉」だそうな。
さっぱりとした泉質で、ぬるっと感はなし。
でも出た後は肌がつるつるしてました。
お風呂に入ってさっぱりしたし、次は夕食。
でも19時で頼んだんですが、なかなか来ない。
確かに宿泊客が多いから前後するとは言われたけど、これはかなり「後」です。
最初に部屋に案内してくれた人が、料理も持ってきてくれたんですね。
で、かなーり残念なのが、食材を聞いてもわからないこと。
食材の名前を挙げて○○なの?と聞くと、そうそうと答えるんじゃ、本当にそれなんだかわからない。
出してくれる食事ぐらい説明してほしいなぁ。
会席料理の順番といえば、
先付・前菜→吸い物・椀→刺身・造り→焼き物→揚げ物→煮物→蒸し物→酢の物・あえ物→ご飯・止め椀・香の物→水菓子
てな感じ。
ぞろぞろぞろ~っとやってきました。
刺身は昼がおいしかっただけに残念な感じ。
カンパチとマグロとイカ。
昼の刺身にマグロがついただけで、新鮮さは鳥羽のほうが一枚上。
山の上だから仕方がないのか、貝類海老類がないってのはさびしいですね。
一緒に行った宅の家族はぶーぶーです。
焼き物は皮からすると鯛なのかな?
腹身で冷えていたせいか箸で身を割ることができなくて、人目がないことをいいことにかじっていただきました。
煮物の豚はおいしかった♪
添えてあった紅葉をかたどった野菜。
人参かと思いきやかぼちゃでした。
虚をつくフェイントですねー。
よくわからなかったのが酢の物。
柿の器に入っていて、器の柿も食べてしまったんだけど、食べていいものだったんでしょうか?
柿の皮まで食べてしまった野生児です。
それでも、食事を終えてもうひとっ風呂浴びてその日はぐったり就寝zzzzz
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