GW中は帰省して毎日父の見舞いに病院へ通っていました。
一日目はとにかく動く。
ひたすら動く。
ずり落ち予防の手すりを引き抜いてしまいそうなぐらい、手も動くし脚も動く。
但し、右半身は麻痺しているので左だけ。
そして5月4日。
ホワイトボードを持っていってペンを持たせてみたら、字を書いてくれました。
脳の言語分野をやられているから、回路が色々な方向に繋がってしまっているんだろうね。
「たけちす」の順番で書いたけど、おそらく「たすけて」。
涙が出てきそう。
母がいるから泣いちゃいけないと思うんだけど、同じぐらいの背格好の人を見ても涙がにじむし、こんなこと伝えられたら、何もしようがないことがお互いもどかしい。
医者はしきりに「早く見つけられたら」と言ったそうですが、母に追い討ちはかけないでほしい。
母も手術を終えて、本来ならリハビリしていなきゃならない時期。
夜眠れなくて睡眠薬を処方されているぐらいなのに、2階に上がって寝るのがつらいから1階に介護ベッドを借りて寝ているぐらいなのに、それ以上の心労をかけないでほしい。
入院していて家に父しかいなかったら、その日のうちに発見もされなかったかもしれない。
そうだとしたら、命も助からなかったかもしれない。
どちらにしても仮定の話。
現実をどのようにすすめていくかを考えるしかない。
できるだけ前向きに。
下を見ずに日々を迎えよう。
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